« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »

2007年6月27日 (水)

クマゲラ♂(キツツキ科、北大苫小牧演習林07/6/27)

それは何の前触れも無く、突然だったのです(言い訳)。

クマゲラを期待して訪れた苫小牧演習林でしたが、駐車場から車道を20分ほど歩いて道を間違えたかなと思い、半分ほど引き返してきた時です。突然車道からほんの10mも離れていない大木に何か黒い鳥がバサバサとやって来ました。カラスかな?と思ったのですが、次の瞬間、その樹に縦に止まったのです。そこでやっとクマゲラだと気付きました。

あわてて手持ちのカメラを構えてシャッターを押しましたが、暗い森の中、ご覧のとおり、ぶれぶれ写真で終わってしまいました。30秒ほどで飛び去ってしまいましたが、もう少し冷静に撮れなかったのかと、悔やまれます。(直前にキョーン、キョーンと鳴いてくれれば心構えもできていたと思うのですが。)

でも、道を間違えたおかげで、念願のクマゲラに会うことができました。北海道最終日、ほとんど諦め掛けていたクマゲラなので、感激しました。その後遠くからキョーン、キョーンと泣き声が聞こえていました。また是非訪れたい場所になりました。

Photo_10

北大苫小牧演習林(07/6/27)

日時:2007年6月27日(水) 8:15~9:45
市区町村名:北海道苫小牧市
場所:北大苫小牧演習林(北大苫小牧研究林)
天候:晴れ
観察種
 マガモ
 キジバト
 アオバト(C)
 クマゲラ(♂1)
 アカゲラ
 ヒヨドリ
 アカハラ
 ヤブサメ(S)
 ウグイス(S)
 センダイムシクイ(S)
 キビタキ
 エナガ(シマエナガ)
 ヤマガラ
 シジュウカラ
 アオジ
 カワラヒワ
 ニュウナイスズメ
 ムクドリ
 ハシボソガラス
 (以上19種)

 番外 エゾリス

北海道最後の鳥見場所をウトナイ湖から北大演習林に急遽変更しました。理由はクマゲラに会えるかもとの淡い期待からです。こういう場合は、期待が裏切られることが普通ですが、今回は違いました。

ここの正式名称は、「北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション苫小牧研究林」と、とっても長い名前ですが、一般には苫小牧演習林または苫小牧研究林と呼ばれているようです。数日前に天皇陛下が訪問されたことも関係あるのか、園内は大変綺麗に整備されており、ヨーロッパの綺麗な公園を思い起こさせます。クマゲラに会えたせいもありますが、森林の鳥を見るには最高のフィールドと思われました。

神楽岡公園(07/6/27)

日時:2007年6月27日(水) 8:15~9:45
市区町村名:北海道旭川市
場所:神楽岡公園
天候:晴れ
観察種
 マガモ
 トビ
 アカゲラ
 ヤブサメ(S)
 センダイムシクイ(S)
 キビタキ
 オオルリ
 シジュウカラ
 ニュウナイスズメ
 ハシボソガラス
 ハシブトガラス
 (以上11種)

 番外 エゾリス

今日は北海道最終日で、夕方にはフェリーに乗らなければいけないのですが、宿をチェックアウトしたあと、短時間でもと旭川市内の公園に出かけました。鳥の数こそ少ないものの、緑の多い公園です。チゴハヤブサも見られるとのことでしたが、こちらは叶わず。初夏の鳥見にはもう少し早い時期の方がよいのでしょう。

2007年6月26日 (火)

ノゴマ♂(ツグミ科、旭岳07/6/26)

白い花の咲いたウラジロナナカマドの上でノゴマがさえずっています。
サロベツ原野で見れなかったノゴマも、ここでは非常に個体数が多いようで、遊歩道を歩くとあちらこちらからさえずりが聞こえてきます。
喉の赤がすごく目立つノゴマですが、雄の喉以外はとっても地味な灰色です。
雌や、雄でも後姿で喉が見えないと「えっ、誰?」って感じになります。
20070626_3

ギンザンマシコ♂(アトリ科、旭岳07/6/26)

雄2羽が遠くハイマツの上に現れました。ちょっと遠過ぎますね。

20070626

















右の個体の拡大です。
綺麗な赤い色をしていますが、ハイマツの中では赤い枯れ葉の色に近く、遠くに居る場合は意外と目立ちません。
20070626_2

旭岳(07/6/26)

日時:2007年6月26日(火) 7:00~12:30
市区町村名:北海道旭川市
場所:旭岳温泉~旭岳
天候:晴れ時々霧
観察種
 キジバト
 カッコウ
 キセキレイ
 ハクセキレイ
 カヤクグリ
 ノゴマ
 アカハラ
 ウグイス
 カワラヒワ
 ギンザンマシコ
 (以上10種)

姿見駅から少し歩いた第三展望台でお目当てのギンザンマシコを待ちました。8時過ぎまでに3回ほど現れてくれましたが、いずれも遥か遠くです。

その後は時々ガスも掛かり見通しは良くありませんが、ノゴマが少し離れたところで何時もさえずっています。赤い蛍光色の喉を膨らませています。

観光客が次々とやって来て、時々「何を見てるんですか?」と質問を受けます。団体客が来ると、展望台の周辺は急に賑やかになります。ギンザンマシコは11時頃に遥か遠くの尾根に1度現れた切りです。12時過ぎに時間切れで下山しました。

2007年6月25日 (月)

ツメナガセキレイ(セキレイ科、サロベツ原野07/6/25)

かつては亜種キマユツメナガセキレイと呼ばれていましたが、最近は本亜種を基亜種として、これを単に亜種ツメナガセキレイ(種名もツメナガセキレイ)と呼ぶようになったようです。キマユツメナガセキレイと呼んでも間違いではありませんが、単にキマユというと、キマユムシクイ、キマユホオジロがいますので、注意が必要ですね。

サロベツ原野では、この時期ツメナガセキレイが数多く見られます。子育ての真っ最中のようで、虫を空中キャッチしては巣に運び込んでいます。Photo_9

シマアオジ♂(ホオジロ科、サロベツ原野07/6/25)

早朝の3時間ほどの間に何度も姿は見られましたが、いつも遥か遠くのエゾカンゾウや杭の上です。
一度だけ近くのエゾカンゾウのつぼみに止まってくれました。
20070625

サロベツ原野(07/6/25)

日時:2007年6月25日(月) 4:30~7:00、8:30~12:30
市区町村名:北海道豊富町、幌延町
場所:サロベツ原野
天候:曇りのち快晴
観察種
 アカエリカイツブリ
 カワウ
 ウミウ
 アオサギ
 トビ
 チュウヒ
 オオジシギ
 オオセグロカモメ
 ウミネコ
 キジバト
 カッコウ
 ツツドリ
 アマツバメ
 カワセミ
 ヒバリ
 ツバメ
 ツメナガセキレイ(キマユツメナガセキレイ)
 ハクセキレイ
 セグロセキレイ
 ノビタキ
 イソヒヨドリ
 ウグイス
 エゾセンニュウ(S)
 コヨシキリ
 シマアオジ
 アオジ
 オオジュリン(♀)
 カワラヒワ
 スズメ
 ハシボソガラス
 (以上30種)

2007年6月24日 (日)

野幌森林公園(07/6/24)

日時:2007年6月24日(日) 10:30~12:30
市区町村名:北海道江別市
場所:野幌森林公園
天候:晴れ
観察種
 キジバト
 アオバト(C)
 フクロウ
 コゲラ
 ヤブサメ(S)
 ウグイス(S)
 センダイムシクイ(S)
 キビタキ
 ヤマガラ
 シジュウカラ
 アオジ
 ムクドリ
 ハシブトガラス
 (以上13種)

藻岩山(07/6/24)

日時:2007年6月24日(日) 6:00~8:00
市区町村名:北海道札幌市
場所:藻岩山
天候:曇り
観察種
 キジバト(C)
 アオバト(C)
 コゲラ
 アカゲラ?
 コルリ(S)
 ヤブサメ(S)
 ウグイス(S)
 センダイムシクイ(S)
 キビタキ
 ヤマガラ
 シジュウカラ
 ゴジュウカラ
 メジロ
 ハシボソガラス
 ハシブトガラス
 (以上15種)

緑が濃くて、声はすれど姿は見えず状態です。
小鳥類のほとんどは、さえずりでの確認です。
その中でもコルリの大きなさえずりが森の中に響き渡っていました。

2007年6月23日 (土)

フルマカモメ(ミズナギドリ科、下北半島沖07/6/23)

こちらも下北半島沖のフェリーから。
カモメと名前がついていますが、ミズナギドリ科の海鳥です。
飛んでる姿もミズナギドリとあまり変わりません。

黒色型のフルマカモメが海面から飛び立ちます。
20070623_2


















こちらは白色型のようです。
フルマカモメは、黒色型、白色型、中間型といろんな模様のタイプがあるようで、ややこしい鳥です。
20070623_3

ハイイロミズナギドリ(ミズナギドリ科、下北半島沖07/6/23)

苫小牧行きのフェリーが下北半島沖にさしかかった頃、ガスが晴れて海面が遠くまで見えるようになってきました。

海面に浮かんでいたミズナギドリが時折船の横から慌てた様に飛び立ちます。
足で海面を何度も蹴りながら、飛び立ちます。
翼下面の白さからハイイロミズナギドリとしましたが、ハシボソとの違いがいまひとつ良く分かりません。

20070623

















こちらは飛行中の個体。
しばらく併走した後、船の舳先に回って反対側に飛び去る個体が多いように思います。
20070623_1

大洗→苫小牧航路(07/6/23)

日時:2007年6月23日(土) 7:00-13:30
場所:大洗-苫小牧航路(下北半島沖→苫小牧港)
天候:キリのち晴れ
観察種
 フルマカモメ
 オオミズナギドリ
 ハイイロミズナギドリ
 ハシボソミズナギドリ
 ウミウ
 オオセグロカモメ
 ウミネコ
 (以上7種)

 番外 イルカ、マンボウ

早朝の内は濃いキリのため鳥見は不可。
7時頃からキリが晴れて鳥見できる状態になりましたが、鳥の出はいまいちでした。
遠いせいもあり、海鳥の識別は非常に難しいですね。図鑑の様には見えません。
帰路に期待。

2007年6月20日 (水)

小魚を捕まえたダイサギ(サギ科、葛西臨海公園07/6/19)

汽水池にダイサギが10羽程集結して魚獲りに夢中です。

捕まえた魚は何でしょうか。少し小さいですが数は多いのでしょう。
次から次と捕まえては、アッというまに飲み込みます。

20070619

葛西臨海公園(07/6/19)

日時:2007年6月19日(火) 9:15~11:45
市区町村名:東京都江戸川区
場所:葛西臨海公園
天候:快晴(とっても暑い)
観察種
 カンムリカイツブリ(1)
 カワウ
 ゴイサギ(幼1)
 ダイサギ
 コサギ
 アオサギ
 カルガモ
 スズガモ(6)
 ミヤコドリ(3)
 コチドリ(1)
 シロチドリ(1)
 セイタカシギ(親子)
 ユリカモメ
 セグロカモメ
 コアジサシ
 キジバト
 カワセミ
 ヒバリ
 ツバメ
 ハクセキレイ
 ヒヨドリ
 オオヨシキリ
 セッカ
 カワラヒワ
 スズメ
 ムクドリ
 オナガ
 ハシブトガラス
 ドバト
 (以上29種)

1ヶ月ぶりの葛西臨海公園、真夏を思わせるとっても暑い一日でした。ところが、まだカンムリカイツブリやスズガモが残っています。何時になったら北に向かうのでしょう。

2007年6月18日 (月)

アオバズク(フクロウ科、那須塩原市07/6/17)

3週間ぶりにアオバズクの様子を見に行ってきました。

前回はイチョウの樹の見え難いところに止っていて、全身が撮れませんでしたが、今回はそこから少し離れたアオギリの樹に止っており、全身を見せてくれました。
ほとんど目を閉じているか、半開きの状態ですが、時折目を開けて辺りを見渡します。
20070617b


















下を通りかかった車が気になったのか、目を大きく見開いて見下ろしました。
このアオギリの樹の股に少し大きな樹洞がありましたが、そこで営巣しているのかどうかはわかりませんでした。
20070617a

2007年6月15日 (金)

カルガモ(カモ科)とアオダイショウ(ナミヘビ科)

目的の鳥が出ないので、隣の池に居たカルガモを撮っていると、急にカルガモが「ビー、ビー」と警戒音を出し始めました。

Photo_7
















池の渕を見るとヘビが顔を出していました。アオダイショウのようです。ここに居たカルガモは成鳥1羽なので、ヘビから危害を受けることも無いでしょうが、卵や幼鳥なら簡単に食べられてしまいそうですね。

動物は大抵好きなんですが、どうも脚の無い動物は苦手です。
写真を見ただけでドキッとするので、縮小画像で。クリックすると大きくなります。
Photo_8

ヨコヅナサシガメ(カメムシ目サシガメ科、あきる野07/6/12)

神社の石段にチョット変わった虫を見つけました。
長野県以西に普通に分布するようですが、大陸からの帰化昆虫らしいです。

カメムシの仲間ですが、側面に白黒の変わった模様が見られる、チョットお洒落なカメムシですね。
白黒の部分は羽では無く、腹部が張り出したものだそうです。
脚の付け根にも赤いポイントがあります。

Photo_6

2007年6月12日 (火)

ブッポウソウ(ブッポウソウ科、あきる野07/6/12)

1ヶ月ぶりにブッポウソウの様子を見に行ってきました。
前回は、高い枝に1羽が止っているだけでしたが、今回は太いスギの樹に営巣中です。
巣穴はキツツキの古巣のようです。

一羽が巣に入った切り、なかなか出てきません。メスが抱卵中なのでしょう。
もう一羽(オス)が木立の上で「ゲッ」と鳴くと、メスが巣から顔を出します。すかさずオスが飛んできて餌を渡しているようです。
20070612a











この後、一緒に巣を後にする時もありますが、メスは数分で巣に戻ってきます。
でも短い間とは言え、二羽で飛び去った後、二人で何をしているのでしょう?
20070612

2007年6月11日 (月)

ご近所の花達

ご近所の散策中に見かけた花達です。

まずは今は盛りのタチアオイです。ご近所の庭ばかりでなく、道路わきのチョットした空き地でも満開状態です。

赤い花が久々の青空に映えます。1_1













少しですが、白い花もあります。
2_1

















中間のピンクです。この色が一番多いような気がします。
3































こちらは同じアオイ科のゼニアオイです。
Photo_3


















次はキョウチクトウ科のニチニチソウ。図鑑によると原産地がマダガスタル島、ジャワ島、ブラジルの3箇所になっています。昨年行ったブラジルの山地の林床に濃いピンクの花がいっぱい咲いていたのを思い出しました。それにしても原産地がバラバラなのは何故でしょう。
Photo_4


















最後はシャスターデージー、名前を初めて知りました。それともマーガレット?葉っぱが違うそうですが、よく分かりません。
Photo_5

メジロの巣を発見

近所を散策中に偶然メジロの巣を発見しました。メジロは良く見かけますが、巣を見つけたのは初めてです。チョット感激しました。

それは突然でした。ヒヨドリ2羽がどこからか飛んできてイロハモミジの樹に飛び込んだ途端、それに驚いたのか1羽の小鳥が飛び出して近くの枝に止るのが見えました。何だろうと思い、双眼鏡を持って居なかったので少し近づいて見ました。枝に隠れて小鳥は見えません。

しばらくするとヒヨドリがヒーヨ、ヒーヨと鳴きながら飛び去りました。すると直ぐに先ほどの小鳥が元の場所に飛んで戻りました。その瞬間、メジロだと分かりましたが、戻った場所を良く見ると巣がありました。

巣がどこにあるか分かりますか。ほんとに良く見ないと分かりませんね。

1

















コンパクトデジカメしか持って居なかったので、写真はこれだけです。
巣の部分を拡大したのが下の写真です。直径は10cmほどでしょうか。
良く見ると、巣の右上にメジロの尾羽が見えるので、抱卵中と思われます。
2

2007年6月10日 (日)

トンボ2種(森戸川07/6/7)

トンボは全然詳しくないのですが、鳥見のついでにトンボ2種の写真を撮りました。

オオシオカラトンボ(トンボ科)の♀だと思います。
♂は灰色でシオカラトンボらいし色をしていますが、♀はご覧の通りのくすんだ黄色模様です。

Photo_1












こちらは、ダビドサナエ(サナエトンボ科)だと思います。変な名前のトンボですが、ダビドはフランス人の生物学者の名前で、その功績に献呈されたとのことです。

Photo_2


















神奈川県逗子市森戸川
(2007/6/7)

2007年6月 7日 (木)

サンコウチョウ(カササギヒタキ科、神奈川県07/6/7)

今年二度目の挑戦で何とか撮れたサンコウチョウです。
枝かぶりでピントも甘いし、少しぶれていて、まったくの証拠写真レベルです。でも、前回はシャッターを押すことすら出来なかったので、少しは進歩したかな?

雌雄で飛び回っていましたから、付近に営巣中なのかもしれません。あまり近づかない方が良いのかもしれませんが、巣の場所がわからないので、はからずも邪魔をしているのではと心配になりました。

それにしても長~い尻尾ですね。

20070607

2007年6月 6日 (水)

ヨシゴイ(サギ科、印旛沼07/6/5)

サギ科の中では一番小さい(L37cm)そうです。
だからダイエットしなくても細い葦の茎にも簡単にとまれます。

20070605ajpg















でも、時々オオヨシキリに追い払われます。巣に近づき過ぎたのでしょうか。
ヨシゴイもオオヨシキリもずい分と個体数が多いようです。右に左にと始終飛び交っていました。同じところで暮らすとトラブルも起きますね。
20070605bjpg

サンカノゴイ(サギ科、印旛沼07/6/5)

最初は、葦原で飛び物狙いで待ちました。ヨシゴイは良く飛ぶのですが、サンカノさんはなかなか飛んでくれません。数度飛んでくれましたが、毎回瞬時の為、ピントが合わず、散々な結果でした。帰り掛けに田圃に回ると、採食中の一羽を見つけることが出来ました。初見、初撮でした。

少し伸びかかった稲穂の中を頭を下げて歩いていると、ほとんど見えませんが、警戒のためか、時々頸(くび)を伸ばして辺りを見回します。
20070605a

隣の田圃に移るときに、あぜ道に上がって全身を見せてくれました。結構ずんぐりと大きい(L70cm)ですが、短足です。

20070605










バードウォッチャーのバイブル『フィールドガイド日本の野鳥』(日本野鳥の会)によると「本州以南では冬鳥」となっていますが、印旛沼へは繁殖のためにやって来るので実際は夏鳥ですよね。他の図鑑では「夏鳥または漂鳥」となっている場合が多いようです。昔は冬鳥だったのでしょうが、生息地・繁殖地が移動しているようです。

2007年6月 5日 (火)

印旛沼(07/6/5)

日時:2007年6月5日(火) 11:00~18:00
市区町村名:千葉県成田市他
場所:印旛沼
天候:快晴
観察種
 カイツブリ
 カワウ
 サンカノゴイ
 ヨシゴイ
 ゴイサギ
 チュウサギ
 アオサギ
 カルガモ
 チョウゲンボウ
 バン
 キジバト
 ヒバリ
 ツバメ
 ハクセキレイ
 セグロセキレイ
 オオヨシキリ
 セッカ
 ホオジロ
 カワラヒワ
 スズメ
 ムクドリ
 ハシブトガラス
 (以上22種)

2007年6月 4日 (月)

アオバト(ハト科、照ヶ崎07/6/4)

アオバト数羽が1度だけ手前の岩礁に降り立ちました。

手前左が雌、右が雄だと思います。雄の雨覆は赤褐色です。

20070604









雌が海水を飲もうとしています。

20070604a

照ヶ崎(07/6/4)

日時:2007年6月4日(月) 10:50~15:00
市区町村名:神奈川県大磯町
場所:照ヶ崎(てるがさき)
天候:快晴のち晴れ
観察種
 クロアシアホウドリ
 オオミズナギドリ
 ウミウ
 トビ
 ウミネコ
 アジサシ
 アオバト
 ツバメ
 ハクセキレイ
 スズメ
 ハシボソガラス
 ハシブトガラス
 ドバト
 (以上14種)

 何年も前から気になっていた湘南のアオバト飛来地に初めて行ってきました。昼前後の時間帯でしたが、それでも30分に1回程度、1羽から20羽ほどで飛来します。ただし、滞在時間は30秒程度で、海水にチョット口を付けたか思うと、すぐに飛び立ってしまいます。着地しないまま旋回だけして飛び去る場合もあります。思ったより距離もあり、シャッターチャンスは少ないなと思いました。

2007年6月 3日 (日)

カニ三昧(東京港野鳥公園07/6/1)

今日は天気が良いのに映画(スズメ船長の出てくる映画)を観にいってしまいました。

で、先日の鳥見から甲殻類の紹介です。この日は、シギチがほとんど見られず、春の渡りも終了といった感じでした。その為か干潟ではカニばかりが目立ちます。

食べるカニ三昧は大好きですが、こちらはシギ・サギ類の食卓に上る甲殻類です。
まずはヤマトオサガニ。チュウシャクシギに捕まると脚をもぎ取られた上、胴体は丸呑みされます。
20070601z

こちらはチゴガニ。白い脚と青い胸(?)が目立ちます。大勢で白いハサミを一斉に上下させたり、左右に移動する様は、見事です。誰かが号令しているのでしょうか?
チュウシャクシギより一回り小さいキアシシギやメダイチドリの餌になることが多いようです。
20070601y

最後はアシハラガニです。立派なハサミと硬そうな甲羅を持っています。こちらはシギ類では歯が(いや嘴が)立ちそうにありません。サギ類の餌になることが多いようです。
20070601x

いずれも人間の食用にはならないようですが、干潟にはなくてはならないカニの仲間たちです。

東京港野鳥公園にて
(2007/6/1)

2007年6月 1日 (金)

ササゴイ(サギ科、東京港野鳥公園07/6/1)

汐入の池の杭の上にササゴイ1羽が止っていました。全体的に褐色で、雨覆にササの葉のような羽縁がないので若鳥なのでしょう。短い冠羽を何故か立てています。
20070601_1

東京港野鳥公園(07/6/1)

日時:2007年6月1日(金) 10:00~15:00(11:30-13:00除く)
市区町村名:東京都大田区
場所:東京港野鳥公園(大井野鳥公園)
天候:曇りのち晴れ
観察種
 カイツブリ
 カワウ
 ゴイサギ(成1,若1)
 ササゴイ(若1)
 ダイサギ(orチュウサギ)
 コサギ
 アオサギ
 カルガモ
 コチドリ
 キアシシギ
 コアジサシ
 キジバト
 ツバメ
 イワツバメ
 ヒヨドリ
 オオヨシキリ
 セッカ
 シジュウカラ
 カワラヒワ
 スズメ
 ムクドリ
 ハシブトガラス
 ドバト
 (以上23種)

« 2007年5月 | トップページ | 2007年7月 »