イカリモンガ(イカリモンガ科、千本松牧場07/11/4)
タテハチョウ科の蝶だと思って、蝶の図鑑を穴が開くほど見ましたが、該当する種がみつけられませんでした。
どう見ても蝶の仲間だけれど、もしかして蛾の仲間?と思ってネットで調べたら、すぐに見つかりました。
科名にもなっている立派な?蛾でした。
蝶の図鑑をいくら見ても載っていないはずです。
蛾(ガ)と蝶(チョウ)の違いは、
・蝶は触覚の先端が膨らむが、蛾は膨らみが無い
・蛾は前翅と後翅が連動して動く構造だが、蝶は独立
・蝶は翅の表面を合わせて止まるが、蛾は開いて止まる
などようですが、いずれも例外があるので、決定的な違いは無いとのこと。
これは、すぐそばにいたキタテハ(タテハチョウ科)です。
触覚の先が膨らんでいるのがわかりますが、翅は開いて止まることが多いようです。
イカリモンガは、確かに触角の先端の膨らみは見られないので、蛾の特徴を表していますが、翅の連動と止まり方は蝶の特徴に合致しているように思います。
蝶 (新装版山溪フィールドブックス) 著者:松本 克臣 |
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