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最初はアサギマダラかと思ったのですが・・・
ひらひらと飛び回ったあと、ようやく小さいヤマクワの樹に止まってくれました。
似ていますがアサギマダラとはチョット違うようです。主に東アジアの大陸部に分布するアカボシゴマダラのようです。日本では奄美大島など、極限られた場所に分布する蝶です。
後翅にハッキリとした赤い斑が並んでいます。
この蝶が、ここ十年程の間に藤沢市などの神奈川県南部を中心に分布を広げているとのことです。ついに川崎までやってきたということでしょうか?
蝶マニアがゲリラ放蝶したものと考えられており、要注意外来生物に指定されています。
綺麗な蝶ですが、こんな蝶が増えるのも困ったものです。
東高根森林公園
(2008.8.29)
日時:2008年8月22日(金) 13:20~16:00
市区町村名:東京都大田区
場所:東京港野鳥公園
天候:曇り
観察種
カイツブリ
カワウ
ゴイサギ(1)
ササゴイ(1)
ダイサギ
コサギ
アオサギ
カルガモ
コチドリ(10+-)
シロチドリ(3)
メダイチドリ(1)
シベリアオオハシシギ(1)
アオアシシギ(5+-)
キアシシギ(5+-)
イソシギ(5+-)
ソリハシシギ(30+)
オグロシギ(2)
オオソリハシシギ(10+-)
ウミネコ(1)
キジバト
カワセミ(♂1)
ツバメ
イワツバメ
ハクセキレイ
オオヨシキリ
スズメ
ムクドリ
ハシブトガラス
(以上28種)
先週はメダイチドリが50羽程いましたが、今日は1羽だけ。
今日はソリハシシギが30羽以上。
シベリアオオハシシギは初見でした。
家の外壁に黄色い綺麗な蛾が一匹。
図鑑で調べるとドクガ(毒蛾、ドクガ科)とのこと。触るとチョット厄介なことになるらしい。
ドクガの幼虫は、数百万本もの毒毛を持っていて、人の皮膚に付着すると酷い痒痛感を伴って赤く腫れるらしい。この毒毛が成虫にも残っているので、同じ症状を起すとのこと。もし触ってしまった場合は、セロハンテープなどで取り除くのが良いらしい。
基本的には知らない昆虫や植物には触らないようにしているが、森の中を歩いている時に、偶然触れてしまうことも。
先日は蜂の巣を刺激してしまったようで、Tシャツの上から1発刺されてしまった。幸いアシナガバチらしい蜂だったので、大事に至らなかったが、スズメバチだったら困ったことになっていたかも。
那須高原
(2008.8.16)
日時:2008年8月19日(火) 9:30~11:20
市区町村名:東京都江戸川区
場所:葛西臨海公園
天候:晴れ・南風強し/満潮
観察種
カイツブリ
カワウ
ダイサギ
チュウサギ
コサギ
アオサギ
マガモ?(1)
カルガモ
スズガモ
コチドリ(10+-)
キアシシギ(4)
イソシギ(1)
ホウロクシギ(1)
オオセグロカモメ
ウミネコ
コアジサシ
キジバト
ヒヨドリ
オオヨシキリ
スズメ
ムクドリ
オナガ
ハシブトガラス
ドバト
(以上27種)
海岸は、満潮の上、南風が強く、東なぎさの観察には厳しい状況。その為か、クロツラヘラサギを見ることが出来ず。
汽水池も干潟が出ておらず、シギチもほとんど見えず。
日時:2008年8月11日(月) 10:00~13:30
市区町村名:千葉県船橋市
場所:三番瀬
天候:晴れ
観察種
ハジロカイツブリ(3)
カワウ
ダイサギ
コサギ
アオサギ
スズガモ(10+-)
コチドリ(若2)
シロチドリ(2)
メダイチドリ(5)
ムナグロ(1)
ダイゼン(15)
キョウジョシギ(3)
トウネン(5+)
ハマシギ(2)
コオバシギ(1)
オバシギ(2)
キアシシギ(20+)
ソリハシシギ(1)
オオソリハシシギ(4)
ユリカモメ(1)
オオセグロカモメ(1)
ウミネコ
アジサシ(1)
コアジサシ
ツバメ
ハクセキレイ
セッカ
スズメ
ドバト
(以上29種)
シギチの種類は増えてきたが、数はまだまだです。
色んなことが重なったり、あまりの暑さに、なかなか鳥見に出か掛けられないこの頃ですが、今日は夕方少し涼しくなったころで久し振りに近所の公園に出かけました。
この時期、鳥はほとんど期待できません。昆虫は何かいるだろうと思って草むらを見ながら歩きましたが、昆虫もなかなか見つかりません。
それでも、帰りがけに少し変わった蛾を見つけました。
いや最初は蛾だと思ったのですが。頭部の辺りが蛾っぽく無いのです。この顔はどこかで見たことがあるような・・・。
そう背中に針の様なゴミをのっけたハゴロモの幼虫の顔と同じです。べっ甲色のハゴロモ、ベッコウハゴロモでした。アミガサハゴロモの幼虫は見たことがあったのですが、ベッコウハゴロモ成虫を見たのは初めてでした。
今日は北京オリンピック開幕の日でした。
宝石とは少し言いすぎですが、干潟のあちこちに綺麗な貝殻が集まっている場所がありました。
余りにも多いので、貝殻を踏まずには歩けない程です。
良く見ると、僅かずつですが全体がグニュ、グニュと動いているのです。貝殻から小さな脚が出て少しずつ移動しているようです。
その正体はヤドカリでした。貝殻は1cm程の小さいもので、10種類程の貝殻があるようです。すべての貝殻に1匹ずつヤドカリが入っているのでしょう。
ヤドカリの住宅事情は大変厳しいらしいです。多くの生物は、食糧の量がその生息数を決める大きな要因ですが、ヤドカリは空き貝殻の数が生息数を決定するそうです。住宅を見つけられずにシギチなどに食べられてしまったり、海のモズク、いやモクズになったヤドカリがいっぱいいるのでしょう。
三番瀬
(2008.8.4)
日時:2008年8月4日(月) 10:30~13:00
市区町村名:千葉県船橋市
場所:三番瀬
天候:曇り
観察種
ハジロカイツブリ(3)
カワウ
ダイサギ
アオサギ(1)
スズガモ(10+-)
チョウゲンボウ(1)
ミヤコドリ(11)
シロチドリ
メダイチドリ
ダイゼン
キョウジョシギ
トウネン
ハマシギ
キアシシギ
オオソリハシシギ
オオセグロカモメ
ウミネコ
アジサシ
コアジサシ
ツバメ
セッカ
カワラヒワ
スズメ
ムクドリ
ドバト
(以上25種)
とにかく暑い一日でした。
富士山五合目は標高約2300mの高山ではあるが、山頂まではまだ1500mもある。丁度森林限界の標高であるが、こんなところにも昆虫はいます。
模様の鮮やかなクジャクチョウ。オンタデ(※)の白い花から蜜を吸っているようです。北海道に多いチョウなので、本州では高山のような比較的寒いところがお気に入りなのでしょう。
クジャクチョウは初めて見ました。もう少し表をしっかり撮りたかったのですが、意外と警戒心が強く、人が近付くとアッと言う間に何処かに飛んでいってしまいます。
シロバナシャクナゲの花で吸蜜するアカタテハ。 花は枯れかかっています。
ヤマハンノキの葉に居たハムシ。
ネットで調べましたが名前が判りません。
(キクビアオハムシと教えて頂きました。08/8/11)
富士山五合目
(2008.7.31)
(※)オンタデはタデ科の多年草ですが、ネットで調べると「オンダテ」と言う名前が普通に使われているようです。写真を見る限り、同じ植物を指しているように思います。
単なる誤用やキーボードの打ち間違いであれば、これほど多くヒットしないと思います。どうなっているのでしょうか?
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