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2008年9月28日 (日)

フキバッタの脚模様

まるでプラスチック模型のようなフォルムの脚。20080926fukibatta

フキバッタの脚です。
胴体には小さな翅も付いていますが、飛べないバッタとのこと。そのためか、脚が発達しているのでしょうか?でもこの模様にどんな意味があるのでしょうか?

フキバッタは、種の分類が未だに明確に決まっていないとのことなので、「フキバッタの仲間」とした方が正確なのでしょう。この時期、公園内のいたる所で見られます。


東高根森林公園
(2008.9.26)

アサギマダラ(タテハチョウ科)

最近は移入種のアカボシゴマダラが幅をきかせていますが、本物のアサギマダラが近所の公園へやってきました。
20080926asagiアカボシゴマダラは、最近街中でも何度か見かけました。

近所の公園のフジバカマの花にマダラチョウを見かけました。またアカボシかと思いましたが、少し大きいようです。良く見れば、本物のアサギマダラでした。


東高根森林公園
(2008.9.26)

2008年9月26日 (金)

ビロウドハマキ(ハマキガ科)

図鑑を見ながら、生きているうちに一度は見てみたいものだ(チョット大げさ)と思っていた蛾を地元の公園であっさりと見ることができました。
20080926madaraとても蛾とは思えないケバケバしい模様をしています。 一見左側のダイダイ色部分が頭部のようですが、実は右側の触覚のある方が頭部です。

幼虫はシイやカシなどの常緑樹の葉を食べるため、シイ・カシ林の多い西日本に多いらしいです。この公園にはシラカシ林が残っていますので、そこで育ったのかもしれません。

コンデジのオートフォーカスは、このようなマダラ模様が苦手なのか、なかなかピントが合いませんでした。


東高根森林公園
(2008.9.26)

2008年9月24日 (水)

逃げ足の早いササゴイ

葦原の中からササゴイが1羽現れて、魚獲りを始めました。
20080924sasa1ジーッと水中の魚を狙って、抜き足差し足で進みます。

獲れたと思った途端、魚をくわえたまま逆転して走り出しました。
20080924sasa2まるで水面を走るような素早さで葦原に逃げ込みました。 ブレブレのボツ写真ですが、面白い格好に笑ってしまいました。


葛西臨海公園
(2008.9.24)

2008年9月23日 (火)

シラキトビナナフシ(ナナフシ科)

遊歩道の途中にある小川を渡る橋の木の欄干に止まっていました。
20080922tobinana周りはミズナラの森です。
トビナナフシ類は識別が難しいとのことですが、ブナ科の森に居るのはシラキトビナナフシとのこと(形体からの識別ではないので、間違っているかも)。

トビナナフシは、その名前の通り飛べるそうですが、その翅はこんなに小さいのです。
20080922tobinana2本当に飛べるのでしょうか?
今度会ったら、ナナフシ君には悪いけど、少し突いて飛ばしてみようかなと思います。


那須高原[標高約1000m]
(2008.9.22)

2008年9月20日 (土)

カワセミ♂(カワセミ科、東高根森林公園08/9/19)

近所の公園で久し振りにカワセミに出会えました。
20080919kawasemi雨の中、池の上の枝で羽繕いに余念がありません。

ここで会うカワセミは、今まではメスばかりで、いつも同じ個体かと思っていましたが、この日出会ったのは、オスでした。

2008年9月19日 (金)

シロモンノメイガ(ツトガ科)

台風が近付く中、雨の合間に近所の公園へ。途中からまた雨が降り出しましたが、傘を差しながら散策。

満開のフジバカマの薄ピンクの花に黒い点を見つけました。
20080919siromonmeigaツトガ科シロモンノメイガです。白黒模様が印象的な蛾です。フジバカマの花にピントが取られるせいか、なかなか虫にピントが合いません。

フジバカマの花は遠目には余り綺麗に見えませんでしたが、こうして拡大してみると綺麗ですね。


東高根森林公園
(2008.9.19)

2008年9月18日 (木)

ヒバリシギ(シギ科、神奈川県08/9/17)

隣のアメリカウズラシギを小さくしたようなシギが1羽。
20080917hibari最初はトウネンかと思いましたが、脚が黒くありません。嘴も少し長めです。

2008年9月17日 (水)

アメリカウズラシギ(シギ科、神奈川県08/9/17)

少し珍しいシギがやってきました。
20080917ameuzu_2ウズラシギより嘴が長くて湾曲も大きいようです。胸の縦斑とお腹の白との境界もはっきりしています。
初見初撮でした。

2008年9月16日 (火)

ホシホウジャク(スズメガ科)

ツリフネソウ20080916hosiのお花畑の中を飛び回っていました。

長~い口吻をツリフネソウの花の中に差し込んで蜜を吸います。折れてしまいそうな細い口吻ですが、使わないときはクルクルと巻いています。

東高根森林公園
(2008.9.16)

2008年9月15日 (月)

ホソヒラタアブ(ハナアブ科)

アブがこんなに美しいとは思いませんでした。
20080910abu赤い複眼、黄金色の胸部、黄色に黒いストライプと、見事な組み合わせです。
普段は花から花へと飛び回っていますが、この日はササの葉の先に静かに止まっていました。


東高根森林公園
(2008.9.10)

2008年9月12日 (金)

泳げ!アオサギくん

もう随分と前のことですが、アオサギが泳いでいるところを目撃してしまいました。
20060519aosagiいつもは池の端や浅瀬で魚を狙っているアオサギですが、この日は何を思ったか、浅瀬から深い池の中央に泳ぎ出しました。

水中が見えないので実は池の底に長~い脚が届いている可能性はありますが、 まるでカモのようにゆっくりと泳ぐように進んでいったのです。サギ類が泳ぐとは思っていなかったので、このときはビックリしました。

ネットで調べてみると、珍しいことではあるが、アオサギは泳ぐことがあるらしいことが判りました。ちなみに、ビデオにも撮ってあります。


座間谷戸山公園
(2006.5.19)

2008年9月10日 (水)

アカスジキンカメムシ幼虫

紫陽花の葉にカメムシの幼虫が止まっていました。
20080910kinkame成虫になればこんなに美しくなります。


東高根森林公園
(2008.9.9)

2008年9月 9日 (火)

葛西臨海公園(08/9/9)

日時:2008年9月9日(火) 9:30~11:30
市区町村名:東京都江戸川区
場所:葛西臨海公園
天候:快晴
観察種
 カンムリカイツブリ(1)
 カワウ
 ゴイサギ
 ダイサギ
 チュウサギ
 コサギ
 アオサギ
 クロツラヘラサギ(3)
 カルガモ
 スズガモ(30+-)
 サシバ(1)
 アオアシシギ
 イソシギ
 ホウロクシギ(2)
 オオセグロカモメ
 ウミネコ
 ツバメ
 ハクセキレイ
 ヒヨドリ
 セッカ
 スズメ
 ムクドリ
 ハシボソガラス
 ドバト
 (以上24種)

西渚に夏羽のカンムリカイツブリが1羽、越夏個体でしょう。
東渚では、クロツラ3羽が健在です。
汽水池上空では、オオタカ幼鳥がカラスのモビングを受けていました。
20080909sasiba秋の渡りも終盤なのか、シギチは種類も数も極僅かです。

2008年9月 8日 (月)

コアオアシシギ(シギ科、座間市08/9/8)

久し振りに鳥見に出かけました。

海老名から座間にかけて、休耕田を回りましたが、鳥影は薄いようです。そんな中、水草の多い休耕田で採食をする脚の長いシギ1羽を見つけました。
20080908koao嘴が細く長いのでコアオアシシギのようです。
他にはコチドリ、トウネンが数羽程度でした。

2008年9月 5日 (金)

蓑虫の生る樹

たまたま立ち寄ったサービスエリア(SA)のトチノキから多数の蓑虫が垂れ下がっていました。トチノキの葉はほとんど食害され枯木状態で、樹の下のベンチは蓑虫が占領していて、とても座れる状態ではありません。

その中の1匹が、蓑から身を乗り出して幹をゆっくりと登っていきます。(ケータイカメラなので写りが悪いです。)
20080901oomino蓑虫はミノガ科オオミノムシの幼虫ですが、羽化するはオスのみで、メスは蓑虫のままらしいです。
これがオスなのか、メスなのか判りませんが、チョット変わった生態の昆虫のようです。

今度の日曜まで都合でなかなか出かけられません。フラストレーションが溜まってきました。

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