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2008年10月31日 (金)

マメドクガ(ドクガ科)?

ネットで調べましたが、ぴたっとくる種類がみつかりません。
20081028mame1翅の模様がドクガ科のマメドクガに近いのですが、どうでしょう?

(ヤガ科のウスキトガリキリガだと教えていただきました。舌を咬みそうですが、漢字で書けば「薄黄尖り切蛾」でしょうか?)

横から見るとおでこがフサフサに盛り上がっています。
20081028mame2その下には不気味な赤い目が・・・・
良く見ると、触角も無いし、前脚のトゲトゲの足も無いように思います。


東高根森林公園
(2008.10.28)

2008年10月29日 (水)

ヤマカガシ(ナミヘビ科)

小川の土手から生えた桑の樹、中をから誰かが顔を出しました。
20081029yamakagasiちょっと慌てましたが、頸周りが黄色い小さな蛇でした。全長20~30cm程の子供のヤマカガシです。

蛇をカワイイと思ったことはあまり無いのですが、この子は小さくて、意外と綺麗で、不覚にも一瞬カワイイと思ってしまいました。

ヤマカガシの進む先から突然カエルが飛び出して、小川に落ちていきました。桑の葉に止まっていたのは小さなアマガエルでした。

ヤマカガシは意外と知られていませんが、死亡例もある毒蛇です。こんなに小さい子なら大丈夫でしょうが、成蛇には少し注意が必要です。シッポを持って振り回したしないように・・・・


舞岡公園
(2008.10.29)

2008年10月27日 (月)

ホウロクシギ(シギ科、葛西臨海公園08/10/27)

西渚で採食中です。
20081027houroku1砂浜や浅瀬を走り回ってカニを捕っています。

最初はお腹が白いのでダイシャクシギかと思いましたが、飛んだところを見ると翼の裏も上尾筒(腰)も白くありません。
20081027houroku2図鑑によると、ホウロクシギにはお腹の白い個体もいるとのこと。識別は慎重にしなければ。

2008年10月23日 (木)

蓮池のカイツブリ

蓮池にカワセミを撮りに行ったのですが、2度見かけただけで、写真には撮れず。暇つぶしに側にいたカイツブリを撮りました。
20081023kaituburi蓮の葉が枯れてきているので、水面はあまり綺麗ではありませんが、緑の中のカイツブリは綺麗に見えます。


神奈川県
(2008.10.23)

2008年10月22日 (水)

コノシメトンボ(トンボ科)

公園の噴水プールでホバリングを繰り返していましたが、疲れたのか、時々プールの縁の石の上で休憩です。20081022konosime
着地するとゆっくりと脚を伸ばして石に身体を密着させます。石は陽が当たって暖まっているので、身体を温めているのかもしれません。

翅の先が茶色で、胸まで赤くなっているので、コノシメトンボでしょう。鼻の先や複眼まで赤くなっているようです。

ホバリングしているそばにメスが近付くと、凄い勢いで追っかけ回します。上手く結ばれたのか、タンデムになってそのプールで産卵しているカップルも見られました。


生田緑地公園
(2008.10.22)

2008年10月17日 (金)

スズガモの集団現る

遥か沖合いに黒い横線が見えました。
早速スコープで覗くと、黒い粒々の集団でした。
20081015suzuスズガモの集団のようです。1000羽以上いるでしょう。北の国から渡ってきたばかりのようです。

岸に近いところには越夏組と思われるスズガモが30羽程集まっていました。東京湾では、真冬になれば万単位で見られるスズガモですが、これからは日々増えていくでしょう。いよいよ冬ガモシーズン到来ですね。


葛西臨海公園
(2008.10.15)

2008年10月14日 (火)

シラキトビナナフシの飛行実験

前回は薄暗い森の中で会いましたが、今回は明るい陽光の下で会えました。
20081012tobinana何ともヒョウキンな顔つきのナナフシ君です。

今度会ったらトビナナフシが小さい翅でどんな風に飛ぶのか、是非見てみようと思っていました。そこで、ナナフシ君には申し訳ないですが、少し指で突いて見ました。

ところが、まったく飛ぶ気配がありません。少し強く押したら、ゆっくりと歩き始めましたが、やっぱり飛ぶ気配なし。ほんとに飛べるのかな?と思いながら少し目を離した隙に、姿が見えなくなっていました。

かくしてナナフシ君の飛行実験は失敗し、真相究明出来ずに終わりました。


那須高原
(2008.10.12)

2008年10月 8日 (水)

ミドリグンバイウンカ(カメムシ目グンバイウンカ科)

緑の葉の上にこれまた緑の小さな昆虫が・・・
20081007unkaカメムシ目のミドリグンバイウンカです。ほんの5mm程の大きさで、葉っぱと同じ色なので、かなり注意していないと見落としそうです。

最初は何の仲間か分からなかったのですが、このヒョウキンな顔つきに見覚えがありました。セミやハゴロモなどのカメムシ目ヨコバイ亜目の昆虫たちの顔つきです。ヨコバイ亜目を調べて直ぐに判りました。


川崎市中原区
(2008.10.7)

2008年10月 7日 (火)

マダラアシゾウムシ(ゾウムシ科)

小さな公園のコナラの樹液に背中の凸凹のゾウムシがいました。
20081007madaraasiマダラアシゾウムシのようです。この背中のデコボコと脚にあるリング状の斑紋が特徴です。コナラ・クヌギの雑木林に住むゾウムシです。

川崎市中原区
(2008.10.7)

2008年10月 5日 (日)

エゾビタキ(ヒタキ科、神奈川県08/10/3)

エゾビタキもここの常連です。
20081003ezo胸の縦斑が特徴です。秋の渡りの時期に良く見られます。

2008年10月 4日 (土)

コサメビタキ(ヒタキ科、神奈川県08/10/3)

なんとも地味な色合いですが、超カワイイのです。
20081003kosameコサメビタキです。この水場の常連です。

白とグレイだけで、これ以上は無いくらい地味なヒタキですが、白いアイリングとカワイイ仕草にグ~ッときます。

2008年10月 3日 (金)

キビタキ♂(ヒタキ科、神奈川県08/10/3)

家のことや何やらで、なかなかフィールドの出れない日が続いていましたが、ようやく少し落ち着いたので、水場のある低山に出かけました。

この時期、この水場には渡りの途中の小鳥達が集まってきます。
20081003kibiキビタキ♂がやってきました。メスはよく来るのですが、オスは何故かなかなか現れません。4時間ほどの間に、この1度切りでした。

久々に見た黄色いヒタキでした。森の中でも良く目立つ鮮やかな黄色です。

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