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春のお花が真っ盛りです。最近は野鳥より植物観察の機会が増えています。その中から(私にとって)少し珍しい花達を!
↓ 最初は珍しくもないイカリソウですが、花が下向きのせいか何時も上手く撮れません。ピンクの強い花が咲いていたので、少し下側から撮ってみました。(2009.4.10宮前区)
↓ ムラキケンマは良く見ますが、こちらは黄色い花のミヤマキケマンです。(2009.4.11八王子市)
↓ さらに白い花に紫のポイントのあるシロヤブエンゴサク。(2009.4.11八王子市)
↓ 薄い紫色のヤマエンゴサクです。(2009.4.11八王子市)
↓ 普通ハコベの花は5mm程の小さな花ですが、これは15mm程もあるミヤマハコベの花です。直径は3倍ですが、面積的には10倍程もあるので、本当に巨大に見えます。これだけ大きいと、花弁が10枚ではなく5枚であることが良く分かります。ミクロの世界に入り込んだような錯覚を感じました。(2009.4.11八王子市)
↓ 種子が鯖の尾のような形になるといわれるトウゴクサバノオです。でも図鑑で見る限りではサバの尾のようには見えませんね。大きな薄い黄色いところは顎(がく)で、中の黄色いところが花弁だそうです。(2009.4.11八王子市)
↓ 薄い青色が美しいヤマルリソウです。(2009.4.11八王子市)
↓ 最後はタツナミソウ(コバノタツナミ)です。寄せる波の様に見えるところから名づけられました。(2009.4.12鎌倉市)
何故かこの公園には毎年ニュウナイスズメがやってくるようです。
オスはスズメそっくりですが、確かに頬に「にふ(斑)」が無い雀ということで斑無雀 。別の説もありますが、この方が分かりやすい。
オスは芽吹いたばかりのコナラの樹で、新芽をかじっているようです。
こちらは、まるで別の種類のようですがメスです。
ニュウナイスズメはサクラの花の蜜が大好きなようです。メジロなどは、花の上から嘴を入れて吸蜜しますが、ニュウナイスズメは花の付け根の子房の辺りを直接かじるという、ちょおと荒っぽい食べ方です。ニュウナイスズメがサクラを食べていると、子房の部分が無くなった花が丸ごとボタボタと落ちてきます。嘴が短いのでこんな食べ方になったのでしょう。
埼玉県
(2009.4.9)
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