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2009年4月22日 (水)

小癪なやつには会えず

はるばる出かけていったのに、ムナグロの群の中に居るというお目当ての鳥は現れず。
20090422munaguro昨日から見られていないとのこと。名前の通り、小癪なやつである。待つ間にムナグロで撮影の練習をするが、陽炎がきつくて、何度やってもクリアーには撮れない。

それにしても耕したばかりの田んぼの中ではムナグロはまったく目立たない。上空からみたら完璧な擬態であろう。目のいい鷹でも探すのは難しそうである。



千葉県
(2009.4.22)

2009年4月19日 (日)

ハナイカダ雌花

近所の公園にハナイカダの雌木を発見しました。
20090415hanaikada1_2雄木があったので、近くに雌木もあるだろうと思い探していたら、50mほど離れた林の中で見つけました。

広い葉の上に1個の雌花が咲いています。
20090415hanaikada2花全体が緑色の小さな花です。夏には黒い果実を付け、その果実は食べられるそうです。


東高根森林公園
(2009.4.15)

2009年4月17日 (金)

キジョラン好きのアサギマダラ幼虫

暗い林内のキジョラン(ガガイモ科)の葉にかじられた痕(食痕)があり、裏返してみると案の定居ました。
20090417asagiアサギマダラの幼虫です。 白い肌に黄色と緑の奇抜な模様があります。また頭と尻に2本ずつの角があります。3cm程もあり、終齢幼虫の様です。


八王子市
(2009.4.17)

2009年4月15日 (水)

シメ桜

本当はカワセミに止まって欲しかったのですが、やってきたのはシメでした。
20090410sime枝垂れ桜に小鳥は似合います。背景はカツラの新緑とノムラカエデの赤です。シメはそろそろ北に帰る時期です。


東高根森林公園
(2009.4.10)

2009年4月14日 (火)

最近のお花達から

春のお花が真っ盛りです。最近は野鳥より植物観察の機会が増えています。その中から(私にとって)少し珍しい花達を!

↓ 最初は珍しくもないイカリソウですが、花が下向きのせいか何時も上手く撮れません。ピンクの強い花が咲いていたので、少し下側から撮ってみました。(2009.4.10宮前区)
20090410ikari

↓ ムラキケンマは良く見ますが、こちらは黄色い花のミヤマキケマンです。(2009.4.11八王子市)20090411kikeman_2

↓ さらに白い花に紫のポイントのあるシロヤブエンゴサク。(2009.4.11八王子市)
20090411shiroyabu_2

↓ 薄い紫色のヤマエンゴサクです。(2009.4.11八王子市)
20090411yamaengo_2

↓ 普通ハコベの花は5mm程の小さな花ですが、これは15mm程もあるミヤマハコベの花です。直径は3倍ですが、面積的には10倍程もあるので、本当に巨大に見えます。これだけ大きいと、花弁が10枚ではなく5枚であることが良く分かります。ミクロの世界に入り込んだような錯覚を感じました。(2009.4.11八王子市)

20090411miyamahakobe_2

↓ 種子が鯖の尾のような形になるといわれるトウゴクサバノオです。でも図鑑で見る限りではサバの尾のようには見えませんね。大きな薄い黄色いところは顎(がく)で、中の黄色いところが花弁だそうです。(2009.4.11八王子市)

20090411sabanoo_3

↓ 薄い青色が美しいヤマルリソウです。(2009.4.11八王子市)20090411yamaruri_2

↓ 最後はタツナミソウ(コバノタツナミ)です。寄せる波の様に見えるところから名づけられました。(2009.4.12鎌倉市)20090412tatunami

2009年4月10日 (金)

サクラ好きなニュウナイスズメ

何故か20090409nyuu1この公園には毎年ニュウナイスズメがやってくるようです。
オスはスズメそっくりですが、確かに頬に「にふ(斑)」が無い雀ということで斑無雀 。別の説もありますが、この方が分かりやすい。

オスは芽吹いたばかりのコナラの樹で、新芽をかじっているようです。

こちらは、まるで別の種類のようですがメスです。
20090409nyuu2ニュウナイスズメはサクラの花の蜜が大好きなようです。メジロなどは、花の上から嘴を入れて吸蜜しますが、ニュウナイスズメは花の付け根の子房の辺りを直接かじるという、ちょおと荒っぽい食べ方です。ニュウナイスズメがサクラを食べていると、子房の部分が無くなった花が丸ごとボタボタと落ちてきます。嘴が短いのでこんな食べ方になったのでしょう。


埼玉県
(2009.4.9)

2009年4月 8日 (水)

ギシギシ好きのベニシジミ

このオレンジ色は飛んでいても良く目立ちます。
今日からオレンジシジミに改名しますので、よろしくお願いします
20090408beniどこかに止まるのを待っていると、花ではなく何度もギシギシの葉の上に止まります。幼虫はギシギシやスイバなどタデ科の葉を食べるとのこと、もしや卵を産もうとしているのでしょうか?


横浜市
(2009.4.8)

2009年4月 7日 (火)

婚姻色のダイサギ・コサギとアオサギ

干潟の潮溜まりにサギが集まっていました。
20090407sagi1 ダイサギの目先には緑の、コサギの目先にはピンクの婚姻色が見られます。春ですね。

更にアオサギも加わり、その後ろではミヤコドリやカモメ達もお食事中です。賑やかな干潟です。
20090407sagiでも、春の渡りの最盛期なのに、シギチドリ類は極端に少ないです。渡りのシギチはホウロクシギ(2)程度で、他はほとんど見当たりません。どうしたんでしょう?


葛西臨海公園
(2009.4.7)

小さくてもハナイカダ

葉っぱの中に花を咲かせるハナイダ。
20090406ikada芽吹いたばかりなのに既に蕾が付いていました。葉っぱが開いた後に花が付くのかと思ったら、最初から付いてるんですね。


東高根森林公園
(2009.4.6)

2009年4月 1日 (水)

樹登りが得意な木走

オオマシコを待っていると、少し離れたミズナラの幹にキバシリ(木走)が来てくれました。
20090331kibasiriキバシリは幹の周りをらせん状に回りながら上に登っていくことが多いので、写真に撮るのが難しい野鳥の1つだと思います。しかし今日は何を思ったか、まっすぐ上に登ってくれたので、撮ることが出来ました。

キバシリはキバシリ科の鳥です。キバシリ科の鳥は世界に6種いるそうですが、日本にはこのキバシリ1種のみです。ゴジュウカラのようなキツツキのような、ちょっと神秘的な鳥です。


山梨県
(2009.3.31)

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