黒×３

黒い水鳥が３種そろいました。名前にも「黒」が入っています。

何年振りにかにやってきたコクガン（黒雁）


常連のビロードキンクロ（天鵞絨金黒）♂
黒いビロードのような羽色とのことだが、触ってみないと判らないと思うのですが。それにしても「天鵞絨」は読めません。


新顔のクロガモ（黒鴨）♂



三番瀬
(2010.1.25)

 

ヨシガモ♂×２

ヨシガモ♂が２羽いましたが、ずっと寝たままです。
風も無いのに少しずつ動いていき、偶然左右対称になりました。「鴨の浮き寝」とか「鴨の水掻き」などの言葉があるようですが、何れものんびりしているように見えて、水面下では忙しく水掻きを動かしているところから来た諺です。


相模原貯水池
(2010.1.17)

紺照鞍馬苔

この針葉樹の葉のような植物は、コンテリクラマゴケです。
漢字で書けば、「紺照鞍馬苔」ですが、苔ではなく、シダの仲間です。紺色の照り（光沢）があるとのことですが、季節のせいか、あまり照りは感じられません。

中国南部原産ですが、観賞用に日本に入ってきたものが、今は野生化しているとのことです。山地の道路脇の斜面にびっしりと生えていました。


八王子市
（2010.1.14）

福寿草

近所の公園に福寿草が咲いていました。
各地でオオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウなどが既に咲いていると聞きます。寒い日が続きますが、春は確実に近付いてきているようです。


東高根森林公園
（2010.1.16）

宮ヶ瀬湖の冬鳥たち

冬の小鳥達がそろって来ました。

ベニマシコ♂。
数羽の群の中にオスが何羽か混じっていました。赤みが少し足りないような気がしますが、どうでしょうか？

ミヤマホオジロ♂
こちらも数羽の群で杉林の林床でお食事中でした。

カヤクグリ。
落葉の中でゴソゴソやっていて、なかなか姿を見せてくれません。ようやく頭が見えました。


他にジョウビタキ、ルリビタキは何箇所かで見られました。
残念ながら冬の定番、ウソは見られませんでした。


早戸川林道
（2010..6）

ひょんなところでオジロビタキ

観察会の下見に行った公園でオジロビタキ♂に遇いました。
最初はルリビタキ♀かと思ったのですが、双眼鏡で覗くと脇腹ではなく、喉がオレンジ色でした。こんなところで出逢えるなんて春から縁起が良いようです。

最初は写真が撮れなかったのですが、必ず戻ってくると思って待っていたら、３０分ほどで戻ってきてくれました。それでも写真が上手く撮れず、結局４回目の出現まで、同じ場所で２時間ほどを費やしてしまいました。


神奈川県
(2010.1.8)

淡水を飲むコクガン

しばらく前からコクガンが滞在しています。
普段はスズガモの群に混じって海面に浮いていますが、時々砂浜に上陸してきます。オオバン達がブロックの隙間から染み出る淡水を飲んでいる後ろから割り込んで、オオバンと一緒に水を飲み始めました。

マガンやヒシクイなど、他の雁は淡水系ですが、このコクガンだけは海水系の変わり者です。それでも時々は淡水の補給が必要なのでしょうか？


三番瀬
(2010.1.4)

忘年雁

年末の帰省の折、新潟の雁を見に行きました。

広い田園に散らばった雁を探すのは大変です。雪が殆ど無いので白鳥を探すのは簡単ですが、雁は稲の切り株と同じような色をしているので、目立ちません。ようやく見つけたマガンです。
田んぼで落穂などを食べているようです。

同じ群にいたヒシクイ（亜種オオヒシクイ）です。
マガンより一回り大きく、嘴の先端近くがダイダイ色です。

夕方になると出張先の田んぼからオオヒシクイ達が潟に戻ってきます。
雪山をバックに１０羽ほどの群で次々と戻ってきます。

ここではオオヒシクイが殆どで、マガンが少し混じります。シジュウカラガンやカリガネなどのチョット珍し系の雁には遇えませんでした。


福島潟
(2009.12.30)