ナツトウダイ(トウダイグサ科)は、公園などでも見かける普通の植物ですが、この時期少し変わった花を付けています。
赤いカニの爪の様な部分は「腺体」と呼ばれる蜜を出す器官、その内側に黄色い花粉をつけた雄しべ、左に倒れた雌しべ。雌しべの丸い部分は子房で、やがて実になります。
更にこの花の下にもう一つ、別の花が付いています。こげ茶色の部分は、成長前のカニの爪でしょうか?
ナツトウダイは夏トウダイではなく、春先に咲く「初」トウダイが訛ったとの説が有力です。トウダイはロウソクを燈す「燈台」に似ているから。
四季の森公園
(2010.4.21)
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