ツチハンミョウ
山道を歩いていると、不思議な形の昆虫がのこのこと歩いていました。
ツチハンミョウ♀のようです。この雌は、お腹が膨れていて、卵が詰まっているようです。雄は触角の途中がハート型になっているそうです。
翅は退化して非常に小さく、まったく役にたちそうにありません。つまり飛んで逃げることができません。その代わりでしょうか、いじめると、脚の関節から黄色い毒汁を出すそうで、要注意です。
ツチハンミョウは、ハンミョウと名が付いていますが、ハンミョウ科ではなく、ツチハンミョウ科という別の科に分類されています。そして、ツチハンミョウの幼虫は、ハナバチの卵に寄生して成長するという、まったくもって不思議な習性をもっているようです。
高尾山
(2010.5.15)
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