短足の極アジサシ
北極圏から南極圏まで、往復で8万Kmもの長い渡りをするというキョクアジサシが湘南の海に。日本は本来の渡りのルートから外れているようで、迷鳥とされています。仲間とはぐれてしまったのでしょうか?
アジサシに良く似ていますが、とにかく足が短く、嘴とともに真っ赤です。尾羽は真っ白で、燕尾の様な細い羽が風切羽の先に出ます。少し羽が痛み、疲れているようにも見えました。
それでも時々いかにもアジサシらしい美しい飛翔が見られます。翼下面は真っ白ですが、初列風切の後縁は黒い線となって見えます。
時折、ホバリングの後に海にダイビングして小魚を捕まえる様子も見られます。元気に渡りに復帰してくれたら良いのですが。
湘南
(2010.7.26)
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