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2010年8月25日 (水)

久々の三番瀬

あまりの暑さに遠ざかっていましたが、久々に三番瀬に行ってみました。
秋の渡りのシギチがチラホラ見られる中、コアジサシの大群が干潟の主でした。そのコアジサシの群の中を丹念に見ていくと、嘴も脚も真っ赤なアジサシを見つけました。
20100825beni
最初はアジサシの亜種アカアシアジサシかと思いましたが、尾端が翼端より長いことから、ベニアジサシのようです。アカアシアジサシよりも赤い色が鮮やかなようです。2羽いましたが、1羽は時々飛び立って、暫くして戻ってきます。魚はくわえて来ません。2羽はつがいかと思いましたが、どうでしょうか?

遥かに遠くて、昼も近い時間帯で陽炎も出て、なかなか綺麗には撮れません。干潟には多少風があって暑さは緩和されているようですが、陽射しが強く、早々に引き上げました。


三番瀬
(2010.8.25)

2010年8月24日 (火)

小枝の擬態

まるで枯れた小枝の様ですが、止った場所が良くないようで、ちょっと目立ちます。
20100821tumaki
ツマキシャチホコ(シャチホコガ科)と思われます。枯れ枝の中に止っていたら、見つけるのはほとんど困難な程、すばらしい擬態です。しかし、止る場所を選ばないと、せっかくの擬態も役に立ちません。

2010年8月15日 (日)

ウシヅラかウマヅラか? エゴヒゲナガゾウムシ

エゴノキの下の竹垣にいたエゴヒゲナガゾウムシ♂です。
20100811ushidura1_2
別名ウシヅラヒゲナガゾウムシですが、牛面というより馬面でしょうか?

こちらはメス。
20100811ushidura2_2
こちらは牛面と言ってもよいでしょう。

しかし、何でこんな顔しているのでしょうか?



四季の森
(2010.8.11)

2010年8月10日 (火)

原始的な甲虫 ナガヒラタムシ

このナガヒラタムシは甲虫図鑑の一番最初に出てくる様です。
20100808nagahirata
それはナガヒラタムシが甲虫目(鞘翅目)の中でも始原亜目(原始亜目ではない)といわれる最も原始的なグループに属するからです。2億5千万年以上前の古生代ペルム紀の地層から翅の点刻など、同じ特徴を持った化石が発見されているとのことです。恐竜より古いということですね。


四季の森公園
(2010.8.8)

2010年8月 2日 (月)

オナガグモと卵嚢

どの世界にも尾の長いやつがいるもので、クモ界にもずばりオナガグモがいます。クモを食べるクモとして有名です。
20100802onaga
一見、松の葉がクモの糸に引っ掛かった様に見えますが、今日は卵嚢を守っているところを見つけました。全長は3cmほど、脚の長さを加えると5cm程ありますが、写真に撮りにくい被写体です。ピントがなかなか合わない上に、風で揺れているのでブレブレになります。

この時期、公園の生垣などに普通に居ますが、知らない人はクモだとは思いもよらないでしょう。 粘着性の無い糸を3本ほど張り、その糸を渡ってくる他のクモを、粘着性のある糸を投げて捕まえるようです。その様子を一度見てみたいものです。


東高根森林公園
(2010.8.2)

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