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2010年11月23日 (火)

ボルネオの鳥(その1)

鳥見旅行ではありませんが、ボルネオに行ってきました。でも、日程の隙間や朝食前などにはしっかり鳥見をしました。

初日にコタキナバルの街中で見つけたのは、キバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird、タイヨウチョウ科)です。
20101118kibara
新世界(アメリカ大陸)でのハチドリに対応する花蜜食の野鳥です。スズメより少し小さいほどの大きさですが、竹やぶの中をすばしっこく移動していくので、写真は撮りにくいです。その後何度か見かけたので、タイヨウチョウの中ではキバラタイヨウチョウが一番の普通種のようです。

同じくコタキナバル市内で見つけたヒメコノハドリ(Common Iora、ヒメコノハドリ科)。つがいの様です。
20101118himekonoha
頸の横まで黄色い左側の個体がオスでしょうか?少し茶色の個体がメスのようです。すごく仲が良さそうですね。

夕方、マングローブ林の広がる河口付近の川面をリュウキュウツバメ(Pacific Swallow、ツバメ科)が飛び交っていました。しばらくすると、目の前のクイの上に止ってくれました。
20101118ryuukyuu
一度飛び立っても、しばらくすると戻ってきます。お気に入りの杭のようです。日本では奄美大島以南などで見られます。

マングローブ林は思ったよりも鳥が少なかったのですが、夕暮れ近くの最後に大きなカワセミが現れてくれました。かなり距離があり、最初はアカショウビンかと思いましたが、よく見れば翼が青いではないですか。コウハシショウビン(Stork-billed Kingfisher、カワセミ科)でした。
20101118kouhashi
アカショウビン(L=25cm)よりかなり大きくハトと同じくらいの35cmもあり、飛んだらかなり大きく見えます。和名は英名の直訳でしょう。日本では見られることはなさそうです。

シマキンパラ(Scaly-breasted Munia、カエデチョウ科) 郊外の草原にて
Scalybreastedmunia


コタキナバルとその周辺
(2010.11.18)

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コメント

おおっ今度はボルネオ行かれたのですか?

杉子さん こんにちは♪
鳥見ではないので、ちょっと要求不満です。
今度は鳥見で行きたいです。

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