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2013年10月11日 (金)

イマタカ森林保護区の野鳥

ベネズエラ東部にあるイマタカ森林保護区の鳥たちです。

オウギワシ イマタカではとりあえずこれを見ないと始まりません。幼鳥とのことですが、既にトレードマークの冠羽が出来つつあります。タカ科の中で最大級の鳥ですが、森の中を巧みに飛びながら主にサルやナマケモノなどの哺乳類を捕えて食べるとのことです。
20130826ougiwasi

ミジカオノスリ 現地ガイドさんが次の目的地に向かう車中から発見。最初は言われてもどこか分かりませんでした。よく見つけたものです。
20130927mijikaonosuri

アカオビチュウハシ 胸に赤い帯があります。腰も真っ赤です。
20130826akaobichuhasi

シロムネオオハシ 名前の通り、胸の白いタイプのオオハシです。
20130827siromuneohasi

ヒムネオオハシ こちらは胸にオレンジ色のグラディエーション、目の周りの青が綺麗です。
20130827himuneohasi

アマゾンシャッケイ 全身が見えませんが、赤い咽が鮮やかです。
20130826amazonshakkei

クロボシゴキシドリ 遥かに遠くて、デジスコで何とか撮りました。近くで見れたらずっと綺麗な鳥です。
20130826kurobosigosikidori

リスカッコウ オウギワシを待ている間に直ぐ近くに来てくれました。
20130826riskakko

ギンバシベニフウキンチョウ イマタカの宿の庭にて。
20130827ginbasibenifuukinchou

ソライロフウキンチョウ 空色の翼が綺麗です。イマタカの宿の庭にて。
20130827sorairofukinchou

ヤシフウキンチョウ 地味なフウキンチョウです。突いているのはマンゴーの実です。この実には次から次と鳥が訪れます。
20130827yasifukinchou

ムクドリモドキ マンゴーの実を突きに来たベネズエラの国鳥「トゥルーピアル」です。
20130827mukudorimodoki

キイロムクドリモドキ 幼鳥でしょうか?
20130827kiiromukudorimodoki

シロビタイシマセゲラ 縞背のキツツツキはこの種だけです。

20130827sirobitaisimasegera

ヒメコメワリ 米割りの名前の通り、太い嘴をしています。
20130827himekomewari

ツバメオオガシラ 上のヒメコメワリに似ていますが、細い嘴をしています。
20130827tubameogasira


2013.8.26-27
(Imataca Forest Reserve,Venezuela)

ハキリアリ

中南米に生息するハキリアリ。「ダーウィンが来た!」なんかで良く見ていましたが、ベネズエラの森で見ることが出来ました。

葉を運んでいますが、その数はまばらで、残念ながらテレビで見た「緑の川」には程遠い状態です。
20130927hakiriari1

葉を運んでいる働きアリは、少し大きめで、周りに少し小さなアリが大勢います。ネットで調べると、小さいアリは、働きアリを寄生バエから守っているとのことのようです。他に外的や道を整備する大きめの兵アリが居るとのことです。
20130927hakiriari2

ハキリアリが繰り返し通るところは、長年の整備と踏み固めで、ハッキリと道が出来ています。
20130927hakiriari3

道の先には直径数m、高さ数10cmのアリ塚があります。巣から出た廃棄物で出来ているようです。
20130927hakiriari4

アリ塚の中腹に出入りの穴が開いていて、アリが盛んに出入りしています。この奥で「キノコ農園」を営んでいるのでしょう。運び込んだ葉は、キノコ菌の栄養になり、アリたちはキノコ菌の胞子から栄養を摂取するそうです。
20130927hakiriari5
2013.8.27
(Imataca Forest Reserve,Venezuela)

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