この頃、夕暮れ時に東の空を見あげると、ひときわ明るい木星の姿が見られます。
現在、地球に最接近しているとのことです。それでも約6億kmも離れているそうです。ピントきませんね。スコープで覗くと、木星の周りを回る4個のガリレオ衛星を確認できます。内側から順番にイオ、エウロパ、ガニメデ、カリストですが、この写真だけでは、どれがどれかは分かりませんね。
更によく見ると、木星の縞模様まで見えてきました。
普段は野鳥を撮影するデジスコでも、辛うじて木星の縞模様も撮影することができました。肉眼ではもう少しハッキリと見えるのですが、デジスコでは露出がかなり難しく、マニュアルモードで何度も設定を変えて撮影しました。
木星は、本来2本の赤い縞模様がありますが、現在は赤道にある縞模様が喪失しているようです。数年毎に起きる現象とのことですが、原因はハッキリしていない様です。たまには、空を見上げて宇宙の神秘に思いを馳せるのも良いものです。
宮前区自宅付近より
(2010.10.11)
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