イマタカ森林保護区の野鳥

ベネズエラ東部にあるイマタカ森林保護区の鳥たちです。

オウギワシ　イマタカではとりあえずこれを見ないと始まりません。幼鳥とのことですが、既にトレードマークの冠羽が出来つつあります。タカ科の中で最大級の鳥ですが、森の中を巧みに飛びながら主にサルやナマケモノなどの哺乳類を捕えて食べるとのことです。


ミジカオノスリ　現地ガイドさんが次の目的地に向かう車中から発見。最初は言われてもどこか分かりませんでした。よく見つけたものです。

アカオビチュウハシ　胸に赤い帯があります。腰も真っ赤です。

シロムネオオハシ　名前の通り、胸の白いタイプのオオハシです。

ヒムネオオハシ　こちらは胸にオレンジ色のグラディエーション、目の周りの青が綺麗です。

アマゾンシャッケイ　全身が見えませんが、赤い咽が鮮やかです。

クロボシゴキシドリ　遥かに遠くて、デジスコで何とか撮りました。近くで見れたらずっと綺麗な鳥です。

リスカッコウ　オウギワシを待ている間に直ぐ近くに来てくれました。

ギンバシベニフウキンチョウ　イマタカの宿の庭にて。

ソライロフウキンチョウ　空色の翼が綺麗です。イマタカの宿の庭にて。

ヤシフウキンチョウ　地味なフウキンチョウです。突いているのはマンゴーの実です。この実には次から次と鳥が訪れます。

ムクドリモドキ　マンゴーの実を突きに来たベネズエラの国鳥「トゥルーピアル」です。

キイロムクドリモドキ　幼鳥でしょうか？

シロビタイシマセゲラ　縞背のキツツツキはこの種だけです。

ヒメコメワリ　米割りの名前の通り、太い嘴をしています。


ツバメオオガシラ　上のヒメコメワリに似ていますが、細い嘴をしています。



2013.8.26-27
(Imataca Forest Reserve,Venezuela)

ハキリアリ

中南米に生息するハキリアリ。「ダーウィンが来た！」なんかで良く見ていましたが、ベネズエラの森で見ることが出来ました。

葉を運んでいますが、その数はまばらで、残念ながらテレビで見た「緑の川」には程遠い状態です。


葉を運んでいる働きアリは、少し大きめで、周りに少し小さなアリが大勢います。ネットで調べると、小さいアリは、働きアリを寄生バエから守っているとのことのようです。他に外的や道を整備する大きめの兵アリが居るとのことです。


ハキリアリが繰り返し通るところは、長年の整備と踏み固めで、ハッキリと道が出来ています。

道の先には直径数ｍ、高さ数１０ｃｍのアリ塚があります。巣から出た廃棄物で出来ているようです。


アリ塚の中腹に出入りの穴が開いていて、アリが盛んに出入りしています。この奥で「キノコ農園」を営んでいるのでしょう。運び込んだ葉は、キノコ菌の栄養になり、アリたちはキノコ菌の胞子から栄養を摂取するそうです。

2013.8.27

(Imataca Forest Reserve,Venezuela)

ベネズエラ リャノスのタカ・インコ・フクロウ他

リャノスの残りの鳥たちです。

キバラカラカラ　カピバラ・タクシー、でも無賃乗車です。

カンムリカラカラ　飛べば結構かっこ良いです。

ミサゴ　世界の共通種

モモアカノスリ　名前の通り赤い腿が目立ちます

サバンナノスリ　飛んだ姿は美しい。でもロッジ内で餌付けされていました。

サバンナノスリ幼鳥　日本のノスリと似ています。

ミサゴノスリ　ミサゴとノスリが合体？　のどの黒班が目印です。

オジロノスリ　風車に２羽、つがいでしょうか？

オオクロノスリ　タイランチョウなどからモビングされていました。

オナガハヤブサ　ハヤブサ顔が明瞭です。

サザナミインカバト　いつも地面で採餌しています。

コンゴウインコ　壁紙用(1280×1024)です。

チャノドインコ　つがいのようです。

テリルリハシインコ　逆さ止まりが得意です。

アメリカワシミミズク　ロッジ内の樹の上います。

メンフクロウ　ナイトウォッチングにて

オオヨタカ　ナイトウォッチングにて

2013.8.23-24
(Hato El Cedral,Llanos,Venezuela)

ベネズエラ リャノスの小鳥（その２）

フナシマネシツグミ　マネシツグミはモッキンバードのこと。

ハジロミドリツバメ　青緑と白の美しいツバメ

オオサボテンミソサザイ　ロッジ内にて

タテジマサボテンミソサザイ　ロッジ内にて

アカハラヒメウソ

キマユヒメドリ　灌木の上などに良く止っています

キンノジコ　ロッジ内の芝生の上

アカビタイキンノジコ♂　ロッジ内の芝生の上

アカビタイキンノジコ♀　メスは地味な灰色をしています。オスの傍に居ました。

アシグロヒメウソ　太い嘴が目立ちます

ヒメアメリカカッコウ

オオハシカッコウ　英名からアニ(Ani)と呼んでいました。

キゴシツリスドリ　黄色い腰が目立ちます

オオムクドリモドキ　鮮やかな黄色い鳥です



コクロムクドリモドキ　市街地から農耕地まで普通種です。



ムネアカマキバドリ　胸の黄色いヒガシマキバドリも居ます。



ノドグロコウカンチョウ　頭部は単なる赤ではなく、深紅の見事な色をしています。名前に反して喉は黒くない亜種です。



2013.8.23-24
(Hato El Cedral,Llanos,Venezuela)

ベネズエラ リャノスの小鳥（その１）

リャノスの小鳥たちです。

ノドアカオオガシラ　ロッジ内にもいましたが、これはバリナスへ向かう途中の町で。

アカオキリハシ　錐（キリ）の様な嘴でキリハシ。ベネズエラには赤尾の他に緑尾もいます。

シロビタイシマセゲラ　ロッジ内にて。

エボシアリモズ♀　ボート・クルーズにて

アマゾンクロタイランチョウ♂　ボート・クルーズにて

キバラマメタイランチョウ　眉斑の感じから同定しましたが、自信がありませ。

ズグロエンビタイランチョウ　この写真では尾が燕尾になっていませんが、飛ぶと燕尾がはっきり見えます。

ハイイロタイランチョウ　タイランチョウの仲間は他にも多くいました。



キバラヒタキモドキ



ベニタイランチョウ



ハシナガタイランチョウ

2013.8.23-25
(Hato El Cedral,Llanos,Venezuela)

ベネズエラ リャノスの水辺の鳥

水鳥ではありませんが、いつも水辺にいる鳥たちです。

クビワヤマセミ　全長３８ｃｍの大型のカワセミです。お腹の下まで褐色です。

オオミドリヤマセミ♂　クビワより少し小さい（２８ｃｍ）のカワセミです。胸が茶色です。

オオミドリヤマセミ♀　メスは胸に黒い逆ハの字が目印です。

ミドリヤマセミ♀　日本のカワセミ（１７ｃｍ）より少し大きい（１９ｃｍ）カワセミです。

カンムリコリン　水辺というよりも草原の鳥でしょうか？

ツメバケイ　子供のころ翼に爪があります。水辺の上の樹木に居ます。始祖鳥の生き残りのような格好です。

2013.9.23-24
(Hato El Cedral,Llanos,Venezuela)

ベネズエラ リャノスの水鳥

ベネズエラのリャノスは、オリノコ川流域の中流域に広がる草原地帯です。その面積は５８万ｋｍ２とのことです。ピンと来ませんが、日本の総面積が３７万ｋｍ２ですから、何と日本の面積の１．５倍もあるのです。

雨季と乾季でまったく異なる風景となるとのこと。今は雨季で、草原は水浸しとなり、水鳥たちの楽園となります。

クロハラトキ　ロッジ内の枯れ枝に止っていました。ここでは極普通種で、ロッジの庭を普通に歩いていたりします。

オリノコガン

アカアシコガモ　赤い脚が目立ちます

アカハシリュウキュウガモ　白いアイリングが可愛いリュウキュウガモです。夫婦で雛を前後から守っています。

シロガオリュウキュウガモ

ダイサギ　世界中どこにでもいるダイサギ

ユキコサギ　日本のコサギと同じく、黄色い足をしています。

ナンベイアオサギ

ササゴイ


ヒメアカクロサギ

トラフサギ幼鳥　子供の時はまさに虎斑です。


トラフサギ成鳥　大人になると虎斑が無くなります。

キムネゴイ　頭部を動かさない独特の歩き方をします。

シロエンビコウ

ズグロハゲコウ　地元で Jabiru と呼ばれる大型のコウノトリの仲間です。

アメリカトキコウ

マダラゲリ　道路に集団で降りていることが多いようです。

ナンベイタゲリ

ナンベイムラサキバン

アメリカムラサキバン

ナンベイレンカク（子連れ）　子育てはオスの役目です。


ナンベイレンカク（交尾）　翼に爪を持つのもレンカクの特徴です。

オオハシアジサシ

クロハサミアジサシ　長い下嘴を水面に差し込んで飛びながら、引っかかった魚を捕まえます。

2013.9.23-24
(Hato El Cedral,Llanos,Venezuela)