2018年9月20~25日 ボルネオ島コタキナバル~キナバル山
ダナムバレーは熱帯雲霧林の中にあります。標高は200~300mほど。何度かスコールに遇いました。
展望台から望む熱帯雲霧林とダナムバレー・レイフォレスト・ロッジ。スガマ川の畔にあります。
ボルネオ行ってきました。
まずはキナバタンガン川下流のスカウです。
コタキナバルの街から車で40分程離れたところに「Lok Kawi Wildlife Park & Botanical Garden」という動植物園があります。ここには、大きなオープンケージがあり、ボルネオの鳥や小型の哺乳類が放し飼いされています。
2時間の予定の内、ここだけで1時間も使ってしまいました。
中に入ると直ぐにキュウカンチョウがお出迎え。
「ハロー、ハロー」とか言っていましたが、「こんにちは!」は通じなかったようです。
真ん中には小川が流れており、水辺にはサギやカモ類がいます。まず目に入ったのがハシブトゴイ。
ゴイサギを茶色にした感じですね。
嘴の赤と胸の青色が鮮やかなセイケイが水辺に出てきました。
後ろはオオリュウキュウガモのようです。
上を見るとシワコブサイチョウ。
なかなか迫力のある顔をしています。
こちらは可愛いコアオバト。
名前の通り、日本のアオバトより少し小型なようです。
地面には長い尾のセイラン。
見るからにキジの仲間ですね。
さらに地面を良く見るとヤイロチョウが。
直ぐにどこかに隠れてしまい、ブレブレの写真で終わりました。
Lok Kawi Wildlife Park & Botanical Garden
(2010.11.22)
ボルネオの鳥の最後は森林の鳥たちです。
コタキナバルの東を南北に伸びるクロッカーレンジ山脈の峠超えで立ち寄ったレストラン近くの林にいたチャガシラガビチョウ。
残念ながら、顔が枝に掛かってしまいました。餌台にも来る人なれし易い鳥とのことです。
同じ林にいた尾の長い鳥、その名もボルネオシラガオナガ。
日本のオナガにも負けない長い尾ですが、色は地味です。頭頂部が白くなっており、白髪の名が付いています。
峠のレストランの軒下にツバメらしい鳥が巣を作っていました。
巣材は、サルオガセか何かでしょうか?
飛んでいる姿から、シロハラアナツバメのようです。
シロハラアナツバメは、ツバメに良く似ていますが、ツバメ科の鳥ではなく、アマツバメ目アマツバメ科(アナツバメ科では無い)アナツバメ属の鳥です。洞窟などに営巣する種類が多いことからこの名が付いたとのことですが、シロハラアナツバメは普通のツバメと同じく人間のそばで暮しているようです。街中でも良く見かけました。
こちらは普通のツバメ。
ご存知の通り、日本など温帯地域に渡って繁殖をしますが、 この時期にはボルネオに戻って来ているようです。ボルネオから日本に渡るツバメをいるようです。もしかしたら、このツバメ達、日本から戻って来たばかりかもしれませんね。
コタキナバル郊外
(2010.11.20~22)
コタキナバルの街中で見られた鳥たちです。
まずはお馴染みスズメです。
日本のスズメと同じTree Sparrowです。日本と同じで、かなり田舎の方に行っても、普通に居ました。
次はカラスですが、これは日本には居ないスンダガラスです。
大きさ、嘴ともにハシボソガラスのようですが、頭部が少し茶色掛かっているようです。街の中ではなく、港で多くを見かけました。漁船や市場のおこぼれなどを漁っているのでしょう。
ホテル内のヤシの木に群れていたミドリカラスモドキです。
ムクドリ程の大きさで、赤い目が印象的です。
次は目の回りの黒いヒヨドリ、メグロヒヨドリです。
ホテル脇の街路樹に居ました。一度だけ見かけました。
これは、街路樹でよく見かけたシキチョウです。
街中どこにでも居るようです。
最後は、ハトです。キジバトに似ていますが、頸の鹿の子模様が目印のカノコバトです。
田舎の方にいっても、日本のキジバトと同じく、良く電線に止まっていました。
コタキナバル
(2010.11.18~22)
最近のコメント