鳥類でポリネータ(花粉媒介者)役を努めるのは、アメリカ大陸のハチドリ、アフリカやアジアのタイヨウチョウ、そしてオーストラリア区のミツスイである。
まずは、ロッジ内の黄色い花にやってきたオオセスジミツスイ(Grey-streated Honeyeater)。
こちらは餌台に良くやってくるアオガオヤマミツスイ(Belford's Melidectes)。
標高2,000m以下に降りたところで、ライヘノーヤマミツスイ(Yellow-browed Honeyeater)。
こちらも餌台に良くやってくるキホオミツスイ(Common Smoky Honeyeater)。
普段は黄色い顔をしているが、興奮状態になると赤くなるらしい。餌台では良く顔を真っ赤にしてました。何に興奮しているのでしょうか?
Kumul Lodge & around there,PNG
(2011.8.29-8.31)
PNG(パプアニューギニアは、その頭文字からPNGと略されますが、地元の人も普段の会話で自分の国をPNGと呼んでいるようです。)の首都ポートモレスビーにあるジャクソン国際空港に着陸したのは、夜も明けない早朝5時頃でした。鳥見の準備をして空港の外に出るころには、外は明るくなっていました。
早速、ポートモレスビー近郊にあるバリラタ国立公園に向かいます。空港の周りは芝生が綺麗に刈られ、ヤシの木がまばらに植えられています。
飛行場を回り込み東へ向かいます。やがて谷間の道を進み、最後に一気に標高を上げると未舗装の道に入ります。ここまで40分程、バリラタ国立公園に到着したようです。
公園に入って最初に現れたのがチャバラワライカワセミですが、直ぐに飛ばれて撮り損ねました。隣に黄色い顔のムクドリが。
その名は、そのままキガオムクドリ(Yellow-faced Myna)でした。
更に公園を奥に進み、本日の目的地に到着。既にそれらしき鳴き声が聞こえて来ます。林道脇の踏み跡を森に分け入ります。声のする方を見上げますが、樹木が混み合っていて、なかなか姿が見えません。ガイドの指差す方向にようやくその姿を確認できました。
極楽鳥といえばこの鳥と言われるアカカザリフウチョウ(Raggiana Bird-of-paradise)です。PNGの国鳥であり、国旗や国営ニューギニア航空(Air Niugini)のシンボルとして飛行機の尾翼に描かれています。
しばらく戻った広場の先のモクマオウの樹にシラヒゲカンムリアマツバメ(Moustached Treeswift)が居ました。
一度見たかった鳥ですが、こんなところで出会えるとは思いませんでした。体長約30cmに対して翼長の方が長く、約40cm程あるのではと思います。時々飛び交っていましたが、迫力がありました。
近くのサルオガセの掛かった樹にはチャイロガマグチヨタカ(Marbled Frogmouth)。
体長は35cm程。これは地元のガイドでないと探すのは難しい。
Varirata National Park,PNG
(2011.8.28)
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